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開業を検討中の方は必見!「ビジネスモデル」の仕組みを知ろう

2018/06/13(配信元:FCオーナーズ運営事務局)

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独立して自分だけの事業を開業するなら、ビジネスモデルについて知っておくことが大切です。ビジネスモデルの仕組みを知ることで、どのような事業を展開すればよいのか効率的に計画することが可能です。フランチャイズで開業するならフランチャイズ本部が既に確立されたビジネスモデルを持っていることがほとんどですが、その場合でも仕組みを把握しておくことは重要です。今回は、ビジネスモデルの考え方や10の基本的なビジネスモデル、構築する際のポイントについてご紹介します。

ビジネスモデルはどういうもの?

ビジネスは行き当たりばったりでは成り立たず、独立して開業するにはある程度の仕組みが必要です。ビジネスモデルは継続的に収益を得るための仕組みを指し、優れたビジネスモデルがあればその内容を繰り返すことで安定的に収益を上げられるようになります。

同じような商品を扱う場合でも細かい流れは異なるため、本来であれば事業者の数だけビジネスモデルが存在すると考えることもできますが、ある程度は当てはめることができる基本的なパターンも存在します。シンプルに考えることができる基本パターンを組み合わせ、自身のビジネスを成功させるための仕組みを整えていくのが一般的です。 では、基本的なビジネスモデルにはどのようなパターンがあるでしょうか?

基本となるビジネスモデル10のパターン

ビジネスモデルをシンプルに切り分けたとき、10のパターンに分類することができます。ここではそれぞれのモデルの仕組みや事例についてご紹介します。

・シンプル物販モデル
自社で商品を開発し、それを売ることで収益を得るビジネスモデルです。ビジネスモデルの中でも特にシンプルな仕組みを持ったモデルだといえます。スマートフォンや衣料品などの各種メーカー、飲食店などが該当します。フランチャイズでは、飲食店などが多くみられます。
・小売モデル
商品の開発・製造は行わず、各メーカーから仕入れて販売するビジネスモデルです。コンビニやスーパーマーケット、本屋、Amazonなどの通販サイトなどが該当します。コンビニなどでは自社開発のプライベートブランドを持っていることもありますが、その場合はシンプル物販モデルです。コンビニや本屋など、多くの小売店がフランチャイズ展開をしています。
・広告モデル
商品やサービスを提供するユーザーからは対価を受け取らず、あるいは価格を抑え、広告により収益を得るビジネスモデルです。CMを流す民放のテレビ局、Googleなどの検索エンジン、フリーペーパーなどが該当します。ユーザーはこれらの商品、サービスを無料あるいは低価格で利用できますが、企業側は広告を出稿する他企業から広告料を受け取るという仕組みです。フランチャイズではあまりみられないビジネスモデルです。
・合計モデル
目玉商品やお得感を感じさせる仕組みを打ち出し、他の商品やサービスも一緒に利用してもらうビジネスモデルです。保険や居酒屋、100円ショップなどが該当します。フランチャイズの合計モデルには、居酒屋などがあります。
・二次利用モデル
同じ商品を別の形に加工して利用するビジネスモデルです。古いものを再利用できるため、コストを抑えて収益を上げることができます。既存のリリース楽曲を集めたベストアルバム、映画館で上映した映画のDVD販売、社内のノウハウを集めたビジネス書の発行などが該当します。フランチャイズではあまりみられません。
・ライセンスモデル
既にある商品やサービスについて、ライセンスを持っている側が他社に提供したり、あるいは持っていない側が提供を受けたりするビジネスモデルです。大ヒット小説の映画化やキャラクターのグッズ化、特に軽自動車で盛んな他社の製品を製造する事業「OEM」などが該当します。フランチャイズではあまりみられないビジネスモデルです。
・消耗品モデル
メインとなる商品の価格は抑えた上で、その周辺の消耗品やメンテナンスの費用で収益を得るビジネスモデルです。カプセルを継続的に購入してもらうカプセルコーヒー、インクの補充が必要となるプリンターなどが該当します。フランチャイズではあまりみられません。
・継続モデル
同じ商品やサービスを定期的に利用してもらうビジネスモデルです。携帯電話事業やウォーターサーバーなどの定期購入などが該当します。携帯電話のショップなどがフランチャイズを展開しています。
・マッチングモデル
商品やサービスを販売する側とユーザーの間に立ち、効果的に橋渡しをすることで収益を得るビジネスモデルです。不動産の仲介やホテル予約などのポータルサイト、保険の見直しなどが該当します。フランチャイズが展開されているのは不動産の仲介などです。
・フリーミアムモデル
機能やサービス内容に制限をかけた無料版をまずは利用してもらい、そこから一部のユーザーに機能やサービスが開放された有料版を利用してもらうビジネスモデルです。Googleなどのオンラインストレージサービス、ゲームアプリ、ニュースサイトなどが該当します。フランチャイズ展開は考えにくいビジネスモデルです。

ビジネスモデルはどう構築するか

上記にてご紹介したビジネスモデルを組み合わせ、必要な要素を付加していくことできちんと収益を上げられるビジネスモデルが出来上がります。ビジネスモデルを考える上で意識したいポイントをご紹介します。

・安定した利益につながるか
ビジネスをするからには、お金を稼がなければなりません。一時的な利益ではなく長期的に安定して収益を得られるのか、もっと他によい仕組みはないかをよく考えることが大切です。
・情熱を持って取り組めるか
きちんと取り組むことで安定的な収益を上げられる事業があったとしても、「きちんと取り組む」だけの情熱がなければ為せないこともあります。自分がその事業に情熱を傾けられるかも、独立・開業する上では大切です。フランチャイズでの開業を目指す場合でも、情熱を持てる事業かどうかをよく検討しましょう。

開業するならまずは基本的なところから

独立・開業するためには、経営についてよく学ぶ必要があります。ビジネスモデルは基本的な内容ですが、開業して安定したビジネスを展開するためには必要なことです。フランチャイズで開業する場合にも、本部から提供されるビジネスモデルをしっかり理解した上で開業に踏み切ることが重要です。独立・開業を検討している方は、ぜひここでご紹介した内容を参考にしてみてください。

(本コラムでご紹介している金額・期間・手続方法などの情報は、一般的なものにとどまります。詳しくは、FCオーナーズにお問い合わせください。)