日本でのフランチャイズ展開の現在 | フランチャイズニュース

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日本でのフランチャイズ展開の現在

2019/07/05(配信元:FCオーナーズ運営事務局)

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「フランチャイズ」「FC」という言葉は、日常生活ではあまり耳にしません。最近独立・開業を検討され始めた場合、フランチャイズについて詳しく知る機会が少なかったかもしれません。FCオーナーズではそのフランチャイズの歴史をご紹介したいと思います。


(1) フランチャイズビジネスの過去
(2) フランチャイズビジネスの現在



(1) フランチャイズビジネスの過去

フランチャイズビジネスは、アメリカのあるミシン製造会社がその販売権を小売店に与え、急速な事業拡大に成功したことがきっかけで始まったと言われています。当時、フランチャイズビジネスは戦後の人々が職を得る為に活躍しました。ビジネス経験が無い人に対して、運営ノウハウや研修等も含めて提供するビジネスが多く生まれ、それが現在のフランチャイズ形式となりました。


日本でのフランチャイズ
1963年「ダスキン」「不二家」FC1号店出店
1971年「マクドナルド」直営1号店「ケンタッキーフライドチキン」FC1号店出店
1972年「モスバーガー」直営1号店「ロッテリア」FC1号店出店
1973年「吉野家」「ファミリーマート」FC1号店出店
1974年「サーティーワンアイスクリーム」「セブン-イレブン」FC1号店出店
1975年「ローソン」FC1号店出店

日本のフランチャイズビジネスの代表格ともいえるコンビニエンスストア業は70年代から始まり、生活のインフラをサポートするサービスによってニーズが増え、全国50,000店舗以上展開されています。


様々なフランチャイズ導入
「モノ」だけでなく「サービス」も商品として取り扱われ始め、それに合わせて様々なサービス業ビジネスがフランチャイズ化しました。
下記は主なサービス業フランチャイズです。

<サービス業フランチャイズ例>
学習塾
ハウスクリーニング
リペア
介護
トレーニングジム
カーシェアリング



(2) フランチャイズビジネスの現在
日本フランチャイズチェーンが提供する資料によるとフランチャイズ業界全体の売上は24兆を超え、外食業を除き、小売業、サービス業、コンビニエン、スストア業は全て前年比でプラスです。注目ビジネスはサービス業の学習塾や介護ビジネス、店舗数・売上共に増加しています。他にもシェアハウスビジネスやDIYなどの影響もありリノベーション、リフォーム業も急成長中です。
また、近年では他にもヘアサロン、スマートフォン修理、ホームページ制作など様々なビジネスがあります。これら新業態は現在成長中のビジネスなのでニーズの先取り、競合他社・他店のいないエリアでの開業等が行いやすいでしょう。


■ 国からの支援
近年、日本経済の活性化を目指し、独立を支援する取り組みも活性化。
未経験でも安心して開業できるよう、創業支援、開業セミナーなど様々なイベントが開催されています。フランチャイズの内容によっては補助金・助成金を受け取れる可能性もあります。開業資金にお困りの際は補助金・助成金についてより具体的に調べてみたり、FCオーナーズの知恵袋などで相談したりしてみましょう。


■ 海外フランチャイズ
日本の飲食業フランチャイズは居酒屋や飲食店などが多く展開されています。対して海外ではベーグルやパンケーキなど様々な洋風専門店が多く存在しています。これら新たなフード産業をフランチャイズオーナーとして開業し、日本に導入することも選択肢の一つといえるでしょう。海外移住の方法として検討してみるのも面白いかもしれません。



近年、フランチャイズ独立・開業には本当に様々な業種・選択肢があります。あなたにとってベストなフランチャイズを選ぶべく、是非様々な業種に触れ企業分析を行ってください。そして、ご自身の求めている独立イメージに一番合ったものを見つけましょう。