2018/06/22(配信元:FCオーナーズ運営事務局)
フランチャイズビジネスを開始するにあたって重要なのが、本部との契約における加盟期間の長さです。フランチャイズ事業を展開している業種は数多く、加盟期間の長さや契約内容はそれぞれの業種で異なります。そのため、正式契約を結ぶ前にしっかりと確認しておくことが大切です。
そこで今回は、フランチャイズにおける加盟期間の概要や注意点、重視すべきポイントをご紹介します。
加盟期間は、その名のとおり本部のフランチャイズに加盟している期間のこと。長さは業種によって異なり、例えばコンビニ業界の加盟期間は10年が一般的です。その他、コンビニ同様フランチャイズビジネスとしてポピュラーな飲食店は3年~5年、さまざまな中古アイテムをそろえる買取チェーンは3年と、加盟期間の長さには幅があります。なお、小規模な業種や新興ジャンルの業種の加盟期間に関しては、特に定められていない場合がほとんどです。
加盟期間の算出方法も、業種によって異なります。契約日当日から加盟期間を算出するケースもあれば、店舗が実際にオープンした日から加盟期間を算出するケースもあるので、その点も事前に確認しておくことが大切です。
フランチャイズ契約を結ぶ場合は、加盟期間の長さを十分に考慮することが大切です。「期間内でしっかりと利益を出せるか」といった点を視野に入れて、正式契約するかどうかを決めましょう。
加盟期間において、気をつけるべきポイントは「中途解約や契約更新における料金」と「競業避止義務」のふたつ。下記で、これらの概要を具体的にご紹介します。
加盟期間について理解できたら、「初期投資費用が回収できるかどうか」に着目することが大切です。
初期投資費用には、加盟にかかる費用はもちろん、店舗の取得費用なども含まれていると考えるのが望ましいといえます。加盟期間が長すぎると途中解約のリスクが高まり、反対に加盟期間が短すぎると初期投資金額の回収が難しくなってしまいます。大きな損害を出さないためにも、加盟期間の長さに対する初期投資金額をよく考慮し、回収しつつ利益を得られる体制になっているかどうかをきちんと確認しましょう。
フランチャイズ開業において、加盟期間は重要な要素のひとつです。解約金や更新料、初期投資費用の回収率などが大きく絡んでくるので、事前にしっかりと確認することが大切です。
本コラムでご紹介している金額・期間・手続方法などの情報は、一般的なものにとどまります。詳しくは、FCオーナーズにお問い合わせください。)