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コンビニ経営のノウハウを学ぶ!フランチャイズのインターン制度とは

2018/06/08(配信元:FCオーナーズ運営事務局)

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コンビニの運営は、フランチャイズで開業できる業種の中でも特にポピュラーです。コンビニのフランチャイズの特徴としてあげられるのが、開業前に働きながら研修を受けることができる「インターン制度」を選べるという点です。今回は、インターン制度の概要やメリット、各大手コンビニのインターン制度の特徴についてご紹介します。

開業を支援するコンビニのインターン制度

フランチャイズで開業するとなると、その業種の専門的なスキル以外に経営スキルも身につける必要があります。通常はフランチャイズ本部からそのノウハウを学べますが、運営しながら同時進行だと不安があるかもしれません。この不安を解消し、実際に店舗を開業する前に経営スキルなどを学べるのが各コンビニの「インターン制度」です。

インターン制度では、例えば契約社員や嘱託社員として本部の直営店で一定期間働き、給料を得ながら研修を受けることができます。この研修期間の間に、オーナーとして必要な経営スキルを身につけることができるのが最大の特徴です。接客にあまり自信がないのならそれも研修期間中に学ぶことができ、スタッフのスキルやモチベーションを高める人材育成のスキルも学ぶことができます。自身の店舗を持つ前にこれらのスキルを学び、不安なくスタートダッシュを切ることができるのは大きなメリットです。

他にも、独立するための開業資金や転居費用においてある程度のサポートを受けられるなど、金銭面でもメリットがあります。インターン制度を利用すれば、未経験でもしっかりと店舗運営が続けられるような状態を整えることが可能です。

コンビニ別!インターン制度の特徴

フランチャイズで開業することに不安があっても、独立前にさまざまなノウハウを学ぶことができるのがコンビニのインターン制度。コンビニによって制度の内容に特徴があります。

・ファミリーマート
ファミリーマートのインターン制度「インターン社員独立制度」は、ストアスタッフトータルシステム(SST)という独自の研修システムにより段階的に店舗運営を学べるのが特徴です。コンビニ未経験からでもスタートでき、段階的に独自の資格を取得していきます。5段階ある資格のうち4段階目の「ファミマトレーナー」を取り、その他諸条件をクリアすれば確かなスキルを身につけた状態で独立可能です。
・ローソン
ローソンのインターン制度「FCオーナー・インターン制度(FOI)」は、加盟金の免除や転居費用・住居費用の一部支援などの特典を受けられるのが特徴です。3カ月~6カ月ほどの開業準備中にオーナーとしてのノウハウを学び、フランチャイズ契約後の1カ月~2カ月でオープン前研修を受け、独立することができます。
・ミニストップ
ミニストップのインターン制度「独立契約社員制度」は、条件がそろえば独身の方でも独立できるのが特徴です。コンビニのオーナーになるには配偶者などとペアで契約するのが一般的ですが、ミニストップならひとりでも契約が可能です。また、契約後もオーナーを強力にサポートする「イエローテイルプログラム」もあります。

インターン制度の大まかな流れ

インターン制度を利用してコンビニのオーナーになるには、大きく3つのステップに分けられます。

・採用まで
インターン制度に応募する、説明会に参加するなどして、個別面談や採用試験を受けます。ここで健康診断を受ける場合もあります。自身とコンビニがマッチすれば採用となり、研修を受けながら働くことになります。
・フランチャイズ契約まで
実店舗で働きながら研修を受け、フランチャイズについて説明を受けたり、資金の準備をしたり、契約店舗の紹介を受けたりします。オーナーとして十分なスキルを身につけたと判断され、自身も独立する決心がついたら、フランチャイズ契約を交わします。
・開業まで
契約後、新たに研修を受けたり開業する店舗を確定させたりします。すべての準備が整えば、晴れて独立です。

インターン制度を利用して独立しよう

働きながらオーナーに必要なスキルを習得できるインターン制度を利用すれば、開業前の不安を解消した上で独立することができます。コンビニによって契約内容や制度の内容は異なるので、よく確認するようにしましょう。なお、コンビニではインターン制度を利用せずにフランチャイズ契約を結ぶことも可能です。自身にはどのタイプが合っているのか、よく検討するようにしましょう。

(本コラムでご紹介している金額・期間・手続方法などの情報は、一般的なものにとどまります。詳しくは、FCオーナーズにお問い合わせください。)

中西 理翔

フランチャイズアドバイザー

大阪府生まれ。大阪樟蔭女子大学卒業。 カーアクセサリーメーカー勤務後、翻訳会社の社長秘書、英会話 スクールの受付など、さまざまな職種に携わる。その後、フリーのプランナーとして活動。1990年、コンセプト型の日本の割烹料理屋「あじふく」を開店させ、女将として1年間従事し有名店に導く。1991年、第二創業。 マーケティングプランナーを経て、現在のIT関連事業経営に至る。現在は、会社設立23期目を迎える。6年前に発足したフランチャイズソリューション事業部フランチャイズステーションでは、各種コンサルタントと提携し、フランチャイズ本部立ち上げなどに力を入れ、フランチャイズの学校を研修形式で開催。アジアを中心に日本のフランチャイズパッケージを海外に広めることに注力している。

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