フランチャイズ起業(開業)で成功するための3つのポイント! | フランチャイズニュース

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フランチャイズ起業(開業)で成功するための3つのポイント!

2018/04/26(配信元:FCオーナーズ運営事務局)

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比較的低いリスクで起業できる「フランチャイズ」。オーナーになる夢を実現できる画期的なシステムですが、やはり計画的に進めなければ失敗してしまう恐れもあります。そこで今回は成功するために知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

フランチャイズでの成功とは

本部の経営状態やフランチャイズ展開の内容、集客や売上予測、将来性など、さまざまな視点から本部を選ぶことで、成功する確率がより高まります。フランチャイズにおける成功の定義は人によってさまざまですが、大きく「生活面における成功」と「経済面における成功」のふたつがあげられます。

生活面における成功

「自分が主体となって会社や店舗を切り盛りしたい」「自分のペースで働きたい」「やりたいことを仕事にしたい」「家族と過ごす時間がほしい」など、人にはそれぞれ理想とするライフスタイルやワークライフバランスがあります。これらを叶えるために、フランチャイズでの起業を選択するという方も少なくありません。雇われない働き方が、人によっては生活面でよい刺激となります。

経済面における成功

フランチャイズは、収益によってオーナーの収入が変動します。順調に経営できれば、一般的な会社員以上の給与を手にすることができます。また、複数店舗を展開できるようになれば、より多くの収入を得ることも可能です。収入の増加はやる気につながり、ひいては生活の潤いにもつながります。

まずは働き方や収入面など、起業して実現したいことを明確にし、「自分はこうありたい」とゴールを思い描くことからはじめましょう。

フランチャイズで失敗する人

一過性の流行で本部を選んでしまう方や、明確なビジョンや信念がなく「稼げるらしい」といううわさ話だけで本部を決めてしまう方は、フランチャイズに失敗してしまいがちです。以下では、フランチャイズでよくある5つの失敗例をご紹介します。

資金についての下調べが甘い
起業してから比較的早い段階で起きる問題が、資金不足です。典型的な例として、「開業資金が予定よりもかかった」「ランニングコストの見積もりが甘かった」などがあげられます。余裕のある資金計画を立てるためにも、フランチャイズ説明会などに参加し、初期費用について具体的な数字を説明しているかを見極めることが大切です。
他力本願で経営のノウハウを学ぼうとしない
フランチャイズのオーナーは雇われの身ではなく、あくまでも自分自身が経営者です。「本部のマニュアル通りにやっていれば成功するし、絶対に稼げる」と考えるのは大きな間違いです。本部から受け取るマニュアルに自分の経営戦略やアイデアをプラスし、常に成功へと思考を働かせることが大切です。フランチャイズでの起業を検討・計画している段階から、経営についてはもちろん、起業したい業種についても勉強をしておきましょう。
本部からのアドバイスを無視する
「他力本願はNG」と上述しましたが、本部のアドバイスを無視するというのもNGです。フランチャイズでは、本部から経営や事業に関するアドバイスをもらうことができます。また、本部によってはスーパーバイザーが店舗を巡回し、直接アドバイスを受けられることもあります。しかし、アドバイスに全く耳を傾けずに独走してしまうと、失敗のリスクを高めることになります。業界で実績を築いている本部からのアドバイスは、非常に価値のあるものです。耳を傾けられる素直さがなければ成功からは遠ざかってしまいます。
収支管理ができていない
どんなに業績がよくても、どんぶり勘定で資金繰りがいい加減だと黒字倒産に陥ってしまうこともあります。売上だけを見て「儲かっている」と判断してしまいがちですが、売上があっても経費が多くかかっていると経営は苦しくなっていきます。売上があると安心せず、収支管理をしっかりと行うことが大切です。
なお、フランチャイズでは本部に支払うロイヤリティが必須です。毎月のランニングコストにロイヤリティを組み込んでおかなくては、あっという間に資金不足に陥るので注意が必要です。
外部環境の変化
外部環境の変化も、フランチャイズで失敗する大きな要因のひとつです。例えば、近隣に競合店が出店した、市場環境そのものが変化したなどがあげられます。自分が営業したい地域でどの程度の集客や売上が見込めるのかなど、事前に調べておくことが大切です。本部を選ぶ際は、サポート体制が充実しているか、常に市場動向を意識した経営をしているか、宣伝・広報活動に力を入れているかなどにも注目しましょう。

フランチャイズで成功するためのポイント

これまでフランチャイズで失敗する人の事例をご紹介しましたが、これらを踏まえた上で、フランチャイズの成功につながる3つのポイントをお伝えいたします。

資金調達
フランチャイズを検討・計画している段階から、適正な資金を見積って資金を調達しておきましょう。借入を視野に入れるなら、運転資金を見越して借入額を検討することが大切です。また、借入先に関しても金利額などを比較しながら慎重に検討しましょう。なお、助成金や補助金を活用できるケースもあるので、まずは情報を集めることからはじめるとよいでしょう。
情報収集
フランチャイズを成功に導くためには、起業を検討・計画している段階でどれだけの情報を集められるかがカギになります。例えば、売上予測情報の信頼度を検証する作業もそのひとつです。もしも売上予測が既存店舗の平均売上額や隣接店の売上額を基にしているなら、地域特性の分析も行われているのかを調べてみましょう。与えられた情報をそのまま鵜吞みにするのは注意が必要です。情報の精度に目を向けることを意識しましょう。なお、情報収集や分析はひとりで行うには限界があります。法律や経営、フランチャイズ開業などに詳しい専門家・専門機関に相談してみるのもひとつの手です。
経営者としての資質
起業の実現にばかり目を向け、勢いのまま突っ走ると危険です。フランチャイズ開業を決断する前に、経営者としての資質が自分にあるのかを考えてみましょう。協力者の声に耳を傾け、自ら努力し、前向きに問題解決できる方は、経営者としての資質を備えているといえるでしょう。

失敗も成功も自分の糧にする

フランチャイズを利用して起業するなら、経営について学んだり資金調達のラインを確保したりすることが大切です。経営者としての自覚と責任を持つことは成功するための第一関門。これをクリアできなければ、仮によい本部のもとで起業したとしても、失敗のリスクを高めてしまうだけです。上記のことをぜひ参考にして、フランチャイズ開業のノウハウを学びましょう。

(本コラムでご紹介している金額・期間・手続方法などの情報は、一般的なものにとどまります。詳しくは、FCオーナーズにお問い合わせください。)