企業がFC展開をするメリット | フランチャイズニュース

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企業がFC展開をするメリット

2018/04/13(配信元:FCオーナーズ運営事務局)

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フランチャイズ展開するということ

企業にとって利益面ではフランチャイズ店よりも直営店の方が良いということをご存知ですか?
本部は直営店の売上から経費を抜けばそのまま利益とすることができますが、FC店の場合は、フランチャイズ経営者の利益が基となるので、本部に入る利益がかなり減少します。

それでは、なぜ企業がFC展開するのでしょうか?もちろん企業にとってメリットはあります。

1)事業を拡大していく為に、店舗展開を加速化できる

事業拡大には、店舗数増加が鍵となります。その店舗数増加を直営店のみにしていると、その企業内の担当可能社員数にも限度があるので、どうしてもFC店よりも時間がかかってしまうのです。店舗数が増加すると知名度向上につながります。地方で知られているお店よりも、全国で知られているお店の方が認知度が上がるので利用者数の増加を期待できます。

2)市場独占の為にエリア拡大、店舗数増加をしたい

コンビニ、居酒屋、マッサージ、清掃など、フランチャイズには様々な業種がありますが、殆どの業種にフランチャイズ、非フランチャイズ問わず競合会社が存在します。そんな状況で市場独占を目指すには、上記1)と同じ理由で加速化していく必要があります。競合会社と競り合っているようなビジネスは、とにかくスピードが命です。

3)資金面で直営店は難しい

直営店だって店舗の場合は物件取得費など様々なコストがかかります。フランチャイズ化すると、経営者がそのコストを負担して経営するので、資金が不十分な企業としては有り難いのです。

上記3点で検討すると、どうやら企業としては「とにかく店舗数を増やした方が良い」というように見受けられますが、実はそうでもありません。経営者とのコミュニケーションがうまくとれないと、企業のブランド価値低下に繋がるようなサービスをフランチャイズ店が行ってしまう可能性があります。その点を防ぐために、企業はまず経営希望者としっかり話し合いを行う場を設けているのです。

フランチャイズビジネスは本当に多種多様ですが、企業と独立希望者、両方にとってWin / Winの関係を築けると理想ですね。