ロイヤリティー、その適切な割合とは? | フランチャイズニュース

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ロイヤリティー、その適切な割合とは?

2018/04/13(配信元:FCオーナーズ運営事務局)

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ロイヤリティーについて

フランチャイズ経営の特徴の一つ、ロイヤリティー。今回はそのロイヤリティーの計算方法、業種別の率や相場を元に、FCオーナーズで紹介していきます。

  • (1)ロイヤリティー概要
  • (2)ロイヤリティーの種類
  • (3)ロイヤリティーの押さえておくべきポイント

(1)ロイヤリティー概要

フランチャイズのロイヤリティーとは、フランチャイズで加盟開業した際に、その売上に対して本部支払うお金(一定の割合、数パーセント程度)のことを指します。

(2)ロイヤリティーの種類

ロイヤリティー算出方法は色々とありますが、下記3つが主なロイヤリティー方式です。

■ 売上歩合方式
主に採用されている方式です。
売上の数パーセントを本部に支払います。パーセンテージの割合は数%~50%まで業種により異なります。売上高が大きくなるとロイヤリティーのパーセンテージを低く設定している本部もあります。
■ 定額方式
毎月一定額のロイヤリティーを支払う方式です。売上が増えるとその分加盟店が得られる利益が残ります。金額は様々ですが、多くの本部は月々数万円~10万円に設定しています。
■ 粗利分配方式
コンビニ事業などで採用されている方式です。
ロイヤリティーは売上総利益に対して算出され、主に約30~70%の利益率です。
全ての方式の共通点ですが、本部に支払ったロイヤリティーは、商品開発・広告宣伝・システム改善などに充てられます。結果としてこのロイヤリティは各加盟店の集客・客単価向上・運営効率向上を支えています。

(3)ロイヤリティーの押さえておくべきポイント

フランチャイズ開業を検討する際、ロイヤリティーが高いか、安いかに目が向いてしまいます。業種・業態に応じて相場がありますが、自分自身で納得したロイヤリティの本部を選定しましょう。
下記ロイヤリティーの相場をご紹介します。

  • ・飲食業:約3%〜10%。原価率が高いため、ロイヤリティーは他業種よりも低めです。
  • ・学習塾:約10%~30%程度。材料費がなく、原価が余りかからないビジネスのため、飲食業よりも高めのロイヤリティーとなっています。

事業によって相場はそれぞれです。ご自身で納得できるロイヤリティーなのかを判断し、フランチャイズビジネスを選択しましょう。

また、どのロイヤリティの割合が適切かは、最終的にご自身がそのブランド力に見合っていると納得するかどうかです。
フランチャイズ本部はフランチャイズのシステムを改良しながら店舗数が拡大できるよう加盟金・ロイヤリティー・仕入れ価格などを設定しています。全は一の為、一は全の為の経営方針です。

上記をふまえ、フランチャイズ選びで後悔しないために資料を確認したり、気になったことはFCオーナーズに相談してみましょう。